新卒の就職活動における売り手市場とは、学生よりも採用したい企業のほうが多い状態のことです。
簡単に言うと、学生は選択肢が広がって、自分に合った会社を見つけやすくなるということになります。
でも、売り手市場だからといって油断してはいられませんね。 入社後に後悔しないように、自分のやりたいことや価値観をしっかり考えておきましょう。
2024年卒就職市場
2024年に卒業する学生は、就職活動に有利な状況にあると予測されます。 コロナ禍の影響で、多くの企業が採用を控えたり、遅らせたりしたため、人手不足が深刻化していることが理由の一つです。
特に、オリンピック後の景気回復や、デジタル化やグローバル化に対応するための人材需要も高まっています。
これらの要因から、2024年卒の学生は、多様な選択肢の中で交渉力を持って挑むことで企業とのマッチングが高まると考えられます。
ただし、売り手市場といっても、自分に合った職場や仕事を見つけるためには、自己分析や市場調査、スキルアップなどの努力は必要です。
自己分析のとがイマイチわかっていない(涙)という方は、関連記事を載せておきます。
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過去の就職市場
2018年~2023年卒までの就職市場がどうであったのか?簡単に説明しておきます。
2018年卒~2023年卒までの就職市場は、新型コロナウイルスの影響で大きく変化しました。
2018年卒は、好景気により過去最高の内定率を記録しましたが、2019年卒は、消費税増税や米中貿易摩擦などの不安要素が高まり、内定率が低下しました。
2020年卒は、コロナ禍で企業の採用活動が縮小され、内定率は大幅に落ち込みました。さらに内定取り消しや入社延期などの不安に直面した方もいました。
2021年卒は、ワクチン接種の進展や経済活動の再開により、内定率は回復傾向にありましたが、まだコロナ前の水準には達していませんでした。特徴的だったのは、オンラインでの就活や採用試験に慣れる必要があったことです。
2022年卒は、オリンピックやパラリンピックの開催などで景気が持ち直し、内定率は上昇しました。また、就活期間が短縮され、早期内定も増えました。
2023年卒は、コロナが収束し、デジタル化やグリーン化などの社会変革に対応した新たな需要が生まれ、内定率はさらに高まりました。そして、就活スタイルが多様化し、自分に合った方法を選べるようになりました。
このように2018年卒~2023年卒までの就職市場は、コロナの影響を中心に大きく変動してきました。
チャンスを生かす
2024年卒の就職活動は、コロナ前後における過去の就職活動の良い面を企業も生かして、さらに就活スタイルが多様化が進むと思っています。
リモートワークやテレワークが普及したことで、地域や時間にとらわれない働き方が増えたことも事実です。
さらに、AIやIoTなどの先端技術が発展することで、新しい職種やスキルが求められるようになると予想されます。
このように、2024年卒の就職市場は、変化に富んだものになると言えます。しかしそれは、就職活動をする学生にとって、自分の強みや適性をいかせる企業も増えているため、しっかりと自己分析を行い、自分をアピールできる柔軟性や創造性を持って臨みましょう。
そうすれば、あなたは後悔しない就職活動を行えるでしょう。
まとめ
2024年卒の就職市場は、コロナ禍の影響で減少した求人数が回復し、売り手市場になると予想されています。
就活をするコツは、自分の強みや志望動機を明確にし、自己PRを磨くこと。たくさんエントリーをして、オンラインでの面接や選考にも慣れてていきましょう。
就活は大変ですが、自分に合った職場と社会貢献の一歩として自分で人生を切り開くために頑張ってください。
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