【母の日に読みたい!全米1,500万部のベストセラー絵本】かしの木の子もりうた【3.4歳頃から】

絵本

作品紹介

原作ロバート・マンチ
細谷 亮太
いせ ひでこ
出版社岩崎書店
価格1650円
ページ数32p
発売日2014/03/03

あらすじ / 見どころ / ストーリー

全米1,500万部、そして日本語版52万部ものベストセラー絵本『ラヴ・ユー・フォーエバー』が、画家で絵本作家のいせひでこさんによって新たに生まれ変わった作品です。

だいじな だいじな わたしのあかちゃん
あなたのことが だいすきよ
ずーっと わたしのたからもの
すてきな すてきな わたしのあかちゃん

このフレーズから始まる絵本。

優しさがあふれる母親に抱かれているあかちゃん。二人を空の月が照らす素敵な1ページ目。

いせひでこさんによって『ラヴ・ユー・フォーエバー』が生まれ変わったことに感激する注目ページです。

子どもが2歳のころ、手がかかって「もういやだ。」と思った事。

子どもが8歳のころ、友達と遊びに行っては泥だらけになっていた事。

子どもが10代のころ、問題をおこしたり変な服にあこがれていた事。

そんな子どもも、巣立っていきました。

だけどお母さんの子どもへの愛情は変わることはありません。

ずいぶん年月がたって、お母さんは「おまえの顔が見たいのよ。」と。

子どもはお母さんのところへ向かいます。

子どもにはどんな風に愛を伝えますか?どんな風に成長を見守りますか?

命を紡ぎあい、生きている事を知る絵本です。

【かしの木の子もりうた】内容をもう少し見たい方はこちら→絵本ナビへ!

何歳頃から?

★4歳頃から

絵本の中で何度も繰り返されるこのフレーズ。

だいじな だいじな わたしのあかちゃん
あなたのことが だいすきよ
ずーっと わたしのたからもの
すてきな すてきな わたしのあかちゃん

繰り返されるこの言葉を、読み聞かせてあげると愛情が伝わっていくと思います。

★大人に向けて

子どもがおとなになって、子どもが生まれる、、、そうやって命や愛情がつながっていきます。

この絵本の親子を通して、自分の子どものころに親が思ってくれていたことが見えてきたり。

思春期に入った子どもには、母親の深い愛に気づくヒントになったり。

社会人になった子どもには、親に久しぶりに連絡したくなったり。

自分なりの気づきをくれる、いつの時代にも読み継がれる絵本になっています。

まとめ

親の子どもを思う愛情は、絵本の中の親子を見守る1本のかしの木のように、ずっとかわらずにそこにあるもの。そして親から子へ歌い継がれる子もりうたのように、命や愛情はつながっていくのです。

いせひでこさんの描く美しい絵。そして心に深く訴えかけられる絵とお話です。おとうさん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃん。そして、これから親になるかもしれない若い人たち。全てに、優しく静かに語りかけてくれる絵本になっていました。

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