作品紹介
文 | ナオミ・ジョーンズ |
絵 | ジェームス・ジョーンズ |
訳 | 環ROY |
出版社 | ブロンズ新社 |
価格 | 1540円 |
ページ数 | 32P/ |
発売日 | 2021/1/14 |
あらすじ / 見どころ / ストーリー
主人公は、黄色いさんかく。
まる、さんかく、しかく、ろっかく、ほしに出会って行くストーリー。
それぞれが遊ぼうと声をかけてくれ、楽しく遊ぶのですが、協力して遊び始めると…
自分が他とは違うと思い始めます。
そして「もっとぴったりあうところ」をさがしにいくのです。
ぴったり合う仲間に出会えた、さんかく。楽しく遊ぶことができました。
けれど最後にさんかくは、何を思ったでしょう?
さんかくは、形の違いから生まれる創造の世界の楽しさを教えてくれる。
そんなストーリーです。
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何歳児向け?
★2.3歳頃がおススメ
理由は、色と形の違いが少しずつ分かりはじめる頃だからです。
そして、形の違いがあることがわかり始めたら、組み合わせることに興味を持ち始めます。
積み木遊びなどがその例ですよね。
そんな組み合わせについても楽しくストーリーとして描かれているので、読み聞かせながら図形の感覚を優しく学べる絵本になっていました。
★小学校低学年でもOK
さんかくの歩むストーリーは、お友達作りが始まる年齢の子どもには別の事を教えてくれます。
おなじ仲間と、違う仲間。
違和感を感じることもありながら、おなじ仲間の良さと違う仲間の良さに気づくのです。
人間関係にも優しく気づきを与えてくれる。そんな絵本になっていました。
まとめ
絵から伝わる色と形をながめながら視覚的に優しく図形を学べるところがこの絵本の一つの魅力。
そしてお友達と自分の違いに気づき、「おなじ」ところで得られるものと「ちがう」ところで得られるものがある。ということも教えてくれる。そんな絵本になっていました。
2歳児ごろから小学校低学年までのお子様向けにぜひ読んでみてください。
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